みかわち焼き

はまぜん祭り

5月1日~5日

 「はま」は、やきものを焼成する際に歪みを防ぐために器の下に敷かれ、一度きりの焼成で捨てられてしまうやきもの製の道具です。お膳のように見えるこの「はま」への感謝と供養、窯元と町民の交流を目的として昭和61年(1986)より、はまぜん祭りが開かれています。

 陶祖神社では4月15日に今村家一族による陶祖まつりが行われてきました。はまぜん祭りはこの流れを汲んでいます。新しくつくられたはまが陶祖神社へ供えられ、神事がとり行われます。そののち、期間中には皿山地区を会場にして、いつもは足を踏み入れることができない窯元の工房や特設会場で展示即売会も開催されます。街全体を散策して楽しむことができる5日間です。